Genesis 創世記

自分に身近な生命が失われて逝くことがあり天空を行き交う流れ星と同調し無常な定めと同時に、今をいとおしく感謝する日々があった。大地の上でも広大な(そら)にも同じように集まってはまた散りじりに分かれて行く、そしてまた何処かで別のモノたちと結合してゆく事を繰り返しながら時が流れて行くことがミクロの世界でもマクロの世界でも繰りかえされている。僕らはそれを観ることは出来ないけれどその永遠性を感じることは出来るのだという思いから地上を俯瞰したのか、または宇宙の風景なのか、そのドチラトモつかないようなGENESIS(創世記)という風景のシリーズを創った。

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